Jリーグ 町田ゼルビア

元町田ゼルビアDFの同僚。ブラジル人が韓国で人種差別受ける!恋人も誹謗中傷被害

韓国 写真:アフロスポーツ

 町田ゼルビア在籍歴のある韓国人DFチャン・ミンギュは現在、同国1部済州SKでプレー。その済州SKでチームメイトのブラジル人MFイタロ・モレイラが、現地で人種差別被害に遭っていたことが海外メディア『朝鮮デイリー』の報道で明らかになった。

 報道によると、問題が起きたのは3月1日に行われた韓国1部リーグ戦(対光州FC)の試合後だという。イタロは先発出場したが、前半31分に相手選手に対して激しいタックルを見舞い、退場処分を受けていた。

 すると試合後、事態はピッチ外でエスカレートする。イタロのSNSには大量の人種差別的コメントが投稿されたが、こうした誹謗中傷は本人のアカウントだけでなく、恋人のSNSやクラブ公式アカウントにも及んだ。

 こうした差別攻撃や誹謗中傷は、イタロがクラブのコーチングスタッフを通じてクラブに報告。これを受けて済州SKは声明を発表し、ブラジル人MFが差別を受けた事実を認めたうえで強く非難した。

 同クラブは声明の中で「人種、国籍、肌の色、文化的背景に基づくいかなる差別や憎悪も決して容認されない」と強調。さらに「こうした行為はスポーツの根幹にある尊重とフェアプレーの価値を損なうものだ」とし、選手を守る姿勢を明確に示した。

 またクラブ幹部は、必要に応じて法的措置を含む強い対応を検討しているという。声明では「イタロはクラブにとって大切なチームメートであり、差別や脅威を受けることなくプレーできる環境を守る」とし、差別と憎悪には断固として対処する方針を示している。

 今回の騒動は、韓国における差別・誹謗中傷問題の深刻さを改めて浮き彫りにしたとも言える。ピッチ上のプレーをきっかけに、SNSで選手本人や家族にまで中傷が広がる構図は、韓国のサッカー界でも問題視されている。