
ブラジル代表は10月開催のキリンチャレンジカップ2025(国際親善試合)で、日本代表に敗北。現在、イタリア人のカルロ・アンチェロッティ監督がチームを率いているが、同国代表の監督人事に関する発言で波紋を呼んだオズワルド・オリヴェイラ氏(元鹿島アントラーズ、浦和レッズ監督)が、周囲からの批判に反発している。
11月4日に行われたブラジルサッカー協会(CBF)主催のフォーラムには、アンチェロッティ監督が登壇。参加者のオリヴェイラ氏は、現ブラジル代表監督の目前で「我々ブラジル人監督が再び輝き、国内クラブを率いるようになることを望んでいる。もちろん、アンチェロッティがFIFAワールドカップ北中米大会で優勝したあとには、再びブラジル人指導者が代表を指揮することを願っている」とコメントしていた。
将来的なブラジル代表監督の交代を求める元Jクラブ指揮官の発言に対して、ブラジルサッカー監督協会のディレクターであるアルフレッド・サンパイオ氏は「彼らのコメントはアンチェロッティ監督等への配慮に欠けており、不適切だ」と批判。「彼らの態度に対して強く抗議する。このような重要なイベントにふさわしくない言動だ」などと声明を発表すると、現地のファンからも同様の声が多く挙がっている。
ブラジル国内で批判が相次ぐ中、オリヴェイラ氏は6日にインスタグラムを更新。自身の発言について「謝罪しない」と断言した上で、こう説明している。
「確かに発言のタイミングは不適切でした。私はブラジル人監督の価値を強調したかっただけです。外国人監督の存在に反対しているわけではありません。ただ、特にブラジル代表の監督については、ブラジル人であってほしいというのが私の希望です」
「我々ブラジル人指導者は、非常に多くの批判や軽視を受けています。いくつかの出来事が我々指導者に対して不利に働きました。私にとっては確信に基づいた一言に対して、あまりにも根拠のない批判が多すぎると思います。これらの批判は攻撃的でかつ侮辱的です。私が『ブラジル代表はブラジル人監督が率いるべきだ』と思うことの何が問題なんですか?」
「私は自分の意見を言う権利がありますし、ブラジル人監督が率いて5度の世界タイトルを獲得したブラジル代表を応援する権利もあります。この根拠のない、そして不要な批判の過剰さについては、ここでしっかりと強調しておきたい。そんな大騒ぎをする必要はないと思います」
なお、ブラジル代表の監督人事を巡っては、ブラジル代表OBであり、元清水エスパルス、ヴィッセル神戸指揮官のエメルソン・レオン氏もアンチェロッティ監督の目前で「私はいつもブラジルに外国人監督がいるのは好きではないと言ってきたし、その意見は変わらない」と語り、注目を集めている。
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