ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

アトレティコのアルゼンチン代表化が加速?チェルシーMFエンソに在籍選手が説得

エンソ・フェルナンデス 写真:Getty Images

 アトレティコ・マドリード(スペイン1部)は16日に行われたラ・リーガ第28節でバルセロナ(同1部)と対戦。アルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスとノルウェー代表FWアレクサンデル・セルロートのゴールでリードしながらも試合終盤に失点を重ねて2-4の逆転負けを喫した。

 スペイン『Fichajes』によれば、2位浮上に失敗していたアトレティコはディエゴ・シメオネ監督は足元の技術に優れた守備的MFの獲得を望んでおり、チェルシーに所属するアルゼンチン代表MFエンソ・フェルナンデス(24)を理想的な補強の選手だと考えているようだ。

 2022年に開催されたカタール・ワールドカップで最優秀若手選手に選出されたエンソはその後、2023年1月にベンフィカ(ポルトガル1部)からチェルシーへ完全移籍。今季も豊富な運動量を武器にここまでの公式戦35試合に出場して5ゴール9アシストを記録している。

 そのエンソは2026年北中米ワールドカップ(W杯)の南米予選を戦うアルゼンチン代表のメンバーにも選出されている。アトレティコからもMFロドリゴ・デ・パウルやFWフリアン・アルバレス、DFナウエル・モリーナなど計5選手が招集されている。

 スペイン代表MFコケの理想的な後継者だと考えているアトレティコは今回の代表活動で招 x集された選手たちがエンソを説得する予定だという。レアル・マドリード(スペイン1部)も関心を示している同選手に関してチェルシーはオファーに耳を傾ける意思があり、移籍金8000万ユーロ(約129億1,000万円)を求めるようだ。