
スタッド・レンヌ所属FW古橋亨梧は、リーグアンの舞台で出場機会に恵まれていないものの、3月に行われるFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選2試合(対バーレーン、サウジアラビア)に向けての日本代表に選出。一部から疑問の声が挙がるなか、海外メディアがセルティックからレンヌ移籍の裏側を伝えている。
英メディア『セルティック・スター』は13日、古橋の日本代表選出について特集。「古橋をメンバーに加えた森保一監督の決断に、眉をひそめる人もいただろう」と周囲の反応に触れた上で、代表でのキャリアとセルティックからレンヌへの完全移籍の関連性についてこう指摘している。
「古橋のエージェント業務も務める森保監督の代理人が、W杯でプレーするという夢を叶えるには、欧州5大リーグへの移籍が必要だと、古橋本人に思い込ませた。古橋は2025年1月に30歳になったため、2024/25シーズンが(欧州5大リーグ挑戦の)ラストチャンスになる可能性が高いと認識。2024年夏の時点でセルティックに移籍を要請し、セルティックは1月の移籍期間の終了前に渋々認めた」
また同メディアは、「彼はレンヌでのデビュー戦で、ボールタッチわずか7回。チームが残留争いをするなか、彼の出場時間はわずかであり、その後も肩のトラブルが再発している」と、古橋が新天地のレンヌで困難に直面していることも紹介。
FW前田大然が古橋にかわりセルティックの絶対的ストライカーとして活躍している現状にも触れた上で、「前田は日本代表の常連であり、森保監督にとって彼より優れたストライカ-はいない」と、ストライカ-陣の序列で古橋よりも前田の方が上との認識を示している。
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