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セレッソ大阪、元新潟ラファエル・ハットン獲得合意!10年ぶりのJリーグ移籍

ラファエル・ハットン 写真:Getty Images

 セレッソ大阪はブラジル1部ECバイーアからブラジル人FWラファエル・ハットンを期限付き移籍により獲得することで合意した模様。同選手にとってアルビレックス新潟時代以来、10年ぶりのJリーグ挑戦が実現する見込みだ。

 ハットンの去就を巡っては、ブラジルメディア『Bahia Notícias』が1月9日に「Jリーグクラブからオファーが届いている」と報道。移籍交渉の進展や、同選手のスペイン遠征メンバー外もあわせて伝えていた。

 すると『ge』は10日になって「ハットンはC大阪移籍で合意。鹿島アントラーズへ移籍したレオ・セアラの後釜としてC大阪へ加入する」とリポート。買い取りオプション付きの1年レンタルで契約がまとまったというが、買い取りオプションの設定額や年俸など、契約の詳細には触れていない。

 現在29歳のハットンは、身長183cmで右利きのアタッカー。ブラジル国内の複数クラブを経て、2015年8月にポンチ・プレッタから新潟へ期限付き移籍も、J1リーグで出場機会なし。天皇杯1試合の出場にとどまり、シーズン終了後に退団していた。

 新潟退団後はブラジル、韓国国内クラブを渡り歩き、2018年夏には欧州挑戦。ウクライナ1部ゾリャ、スロバキア1部SKスロヴァン・ブラチスラヴァを経て、2021年8月末にブラチスラヴァからトゥールーズへ完全移籍。FWオナイウ阿道とポジション争いを繰り広げるなか、リーグアン(フランス1部)通算30試合の出場で5ゴール4アシストをマークした。

 2023年7月にトゥールーズからバイーアへ移籍したハットン。加入1年目はブラジル1部リーグ戦8試合のスタメン出場で4ゴールを挙げるも、2024シーズンはリーグ戦19試合の出場で1ゴール2アシスト。スタメン出場ゼロと控え要員のままシーズンを終えている。