ジダン氏、レアル・マドリードかフランス代表の監督就任に前向き？

　元フランス代表のレジェンドであるジネディーヌ・ジダン氏。スペインのレアル・マドリードの監督を2021年に退任してから時間が経過し、過去のマドリードでの輝かしい実績やフランス代表監督候補としての評価も相まって、次なる動向に高い注目が集まっている。

　ジダン氏はこれまでにプレミアリーグやフランスのパリ・サンジェルマン（PSG）などから複数のオファーを受けたものの、それらを選択肢に含める意思はないとしている。その一方で、監督として新たな挑戦を望む気持ちは明確であり、次に指揮を執るチームを慎重に選定しているようだ。

　ジダン氏が監督として成し遂げた最大の功績の1つは、マドリードで3度のUEFAチャンピオンズリーグ（CL）制覇を達成したことであり、これが彼の評価をさらに高めている。現在、明らかに示している方針として、次の就任先はマドリードかフランス代表のどちらかに限られているとのことだ。

　一方で、ジダン氏はマドリードの現在のカルロ・アンチェロッティ監督に敬意と称賛を示し、成功を願っている。フランス代表監督への道のりについても簡単ではないことを認識しており、状況を静観している。

　今後、マドリードがアンチェロッティ監督時代の終了を迎えた際、ジダン氏が再びクラブを率いる可能性が高いと見られているが、フランス代表の監督就任も依然として注目される選択肢のようだ。