セリエAのパルマに所属する日本代表GK鈴木彩艶が、自身が最も高く評価するゴールキーパーや海外移籍に関して、12月6日に公開されたイタリアメディア『ラ・レプッブリカ』のインタビューで語っている。
鈴木は、自身が最も高く評価するゴールキーパーとして、マンチェスター・シティのGKエデルソン・モラエスと、トッテナム・ホットスパーのGKグリエルモ・ヴィカーリオの名前を挙げた。エデルソンは近年プレミアリーグで最高の守護神の1人であり、ヴィカーリオもトッテナムでレギュラーとなっている。
「私の憧れですか? シティのエデルソンです。足元でも驚異的なプレーを見せ、相手チームの攻撃陣が得点できないような状況を作り出す選手です。彼のようになるためにトレーニングしています」
イタリアのゴールキーパーの中で、GKジャンルイジ・ブッフォン(2023年引退)やGKジャンルイジ・ドンナルンマ(パリ・サンジェルマン)ではなく、ヴィカーリオを選んだ理由については以下のようにコメントしている。
「イタリア人ゴールキーパーでは、ブッフォンは伝説的存在で、ドンナルンマももちろん評価していますが、トッテナムのヴィカーリオを選びます。彼の反応速度は驚異的で、至近距離からのシュートやディフレクションをセーブする能力が素晴らしいです」
また、過去にマンチェスター・ユナイテッドへの移籍の可能性も取り沙汰されてたことについて触れられると以下のように語った。
「日本にいたとき、プレミアリーグからオファーがありましたが、自分の選択に満足しています。セリエAはゴールキーパーのレベルの高さで世界的に知られています」
セリエAでの活躍で評価もうなぎ登りの鈴木だが、これらの回答から察するに将来的にはプレミアリーグのチームでの守護神就任にあこがれを抱いているのかもしれない。
コメントランキング