Jリーグ 清水エスパルス

清水エスパルスがマテウス獲得へ!移籍金巡り裏工作も

清水エスパルス 写真:Getty Images

 清水エスパルスはサントスから期限付き移籍していたFWルーカス・ブラガを手放した一方、ブルガリア1部PFCスパルタク・ヴァルナからブルガリア代表FWアフメド・アフメドフを獲得。ブラジル2部グアラニ所属MFマテウス・ブエノの獲得にも動いているという。

 マテウスの去就を巡っては、グアラニの情報に詳しいルーカス記者が27日に「グアラニは日本国内クラブへの期限付き移籍を巡り、議論を重ねている」と報じていた。

 すると同記者は28日になって「マテウスは清水へレンタル移籍する。クラブ間交渉が進んでいる」とリポート。清水は1年間のレンタル料として20万ドル(約3200万円)を支払うほか、買い取りオプションも盛り込まれる見込みだという。一方、グアラニとマテウスの契約期間は2025年6月までだったものの、すでに1年間の契約延長で合意。安価な移籍金により、同選手を放出することを避けるための対策を講じたものとみられる。

 現在26歳のマテウスは、身長178cmで右利きの守備的ミッドフィルダー。コリチーバの下部組織出身であり、2021年7月からポルトガル1部ジル・ヴィセンテで東京ヴェルディ下部組織出身のMF藤本寛也とともにプレーしていた。

 グアラニでは2023年3月からプレーしているが、加入1年目の2023シーズンからリーグ戦27試合でスタメン出場と、主力選手として活躍すると、2024シーズンはほぼ全試合スタメン出場で2ゴール2アシストをマーク。ただチームは最下位、3部降格という結果に終わり、FWジョアン・ヴィクトル(徳島ヴォルティスへ期限付き移籍)など、現有戦力の放出を余儀なくされている。