元ブラジル代表FWレアンドロ・ダミアンは、2023シーズンまで川崎フロンターレでプレー。2024年7月以降はフリーであるが、本人が自身の去就に言及。現役引退の可能性についても語っている。
2024シーズン途中にブラジル2部コリチーバを退団したダミアンについては、ブラジルメディア『Bola Vip』が9月5日に「ダミアンのもとに海外クラブからオファーが届いている。複数のJリーグクラブもダミアンの獲得を狙っている」と、Jリーグ再挑戦の可能性を伝えていた。
ただ本人は以前からブラジル1部SCインテルナシオナル復帰へのこだわりを持っている模様。同クラブの専門サイト『Portal do Colorado』は10月27日に「彼は2024年中のインテルナシオナル復帰を目指していた」とした上で、「クラブ幹部は選手サイドからの申し入れを受け入れなかった」と逆オファーがあった可能性もあわせて伝えている。
数か月にわたり実戦から遠ざかっているダミアンだが、12月26日にブラジルメディア『ge』のインタビューで、自身の現状についてこう語っている。
「僕が今望んでいるのは、インテルナシオナル復帰、ただそれだけだ。他のオファーには耳を傾けないようにしている。クラブの会長とも話した。僕をインテルナシオナルというクラブで現役のラストを終えることだ」
間接的にではあるが、Jリーグクラブへ移籍する可能性を完全否定したダミアン。35歳という年齢を踏まえると、川崎でJ1リーグや天皇杯など、複数のタイトルを獲得した同選手の引退は近いかもしれない。
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