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セレッソ大阪移籍報道。タイ代表ウォンコーンにJリーグ4クラブから関心あった

ジャルンサック・ウォンコーン 写真:Getty Images

 タイ1部BGパトゥム・ユナイテッド所属のタイ代表MFジャルンサック・ウォンコーンには、提携先であるセレッソ大阪へ期限付き移籍する可能性が報じられている。同選手は以前から石井正忠監督のもとでプレーしていたということもあり、過去にも清水エスパルスなどJリーグ複数クラブが関心を寄せていたという。

 現在27歳のウォンコーンは、身長167cmで右利きのサイドアタッカー。タイ1部サムットプラーカーン・シティFC在籍時に2桁アシストをマークするなど、石井監督のもとでブレイクすると、2021年には清水エスパルス、鹿島アントラーズ、V・ファーレン長崎、モンテディオ山形からの関心がタイ国内で報じられた。

 Jリーグ挑戦が期待される中でも、2022年にサムットプラーカーンからパトゥムへ完全移籍したウォンコーン。一度ムアントン・ユナイテッドへ移籍したものの、2024年夏に復帰。2024/25シーズンは筋肉系トラブルにより8月末から2週間程度の戦線離脱を強いられたが、復帰後はリーグ戦6試合のスタメン出場で1ゴール1アシストをマーク。ただ一部報道によると、シーズン途中でC大阪へ移籍することが濃厚だという。

 ムアントン在籍時の2023年6月、パートナーシップ提携先である浦和レッズのトレーニングに参加するなど、ウォンコーンに対する注目度は高い。2024年6月には湘南ベルマーレのトレーニングに参加する可能性が報じられたものの、実現には至らなかった。パトゥムで手倉森誠元監督、タイ代表で石井監督の指導を受けた同選手の今後が楽しみだ。