Jリーグ

東京ヴェルディと契約更新!U-19日本代表GK中村圭佑、加入の裏側とは

東京ヴェルディのゴール裏 写真:Getty Images

 明治安田J1リーグの東京ヴェルディに所属するU-19日本代表GK中村圭佑は12月16日、クラブとの契約更新が発表された。現在レギュラーとして活躍するブラジル人GKマテウスと2025シーズンもレギュラー争いをすることとなった。中村は2024シーズンに静岡学園高校から東京Vに加入したが、その経緯や裏側が分かった。

 同選手の関係者によると、中村は静岡学園在籍時に東京V以外にも、湘南ベルマーレなど複数のJリーグクラブの練習に参加。大学サッカーという進路の選択肢もありつつ、GKマテウスの存在などもあり、現在の所属クラブへの加入を決断したとのこと。なお、中村はFC東京U-15むさしから静岡学園に進学しているため、東京Vは自身を育ててくれた古巣のライバルクラブにあたる。

 中村は2024年1月、AFCアジアカップカタール2023のトレーニングパートナーとして大宮アルディージャDF市原吏音らと共に日本代表に帯同。同大会のメンバーであるGK鈴木彩艶(パルマ)、GK前川黛也(ヴィッセル神戸)、GK野澤大志ブランドン(FC東京)から技術など様々なことを学んだようだ。

 2024シーズンの中村はJ1リーグ戦、天皇杯、YBCルヴァンカップでいずれも出場やベンチ入りはなく、現状では第4GKという立ち位置だ。そんな中、今月16日から19日に行われたU-19日本代表候補合宿のメンバーにも選出。世代別代表には選ばれ続けている。

 2025シーズン、中村が東京Vで試合に絡むことに期待し注目していきたい。