今季から指揮をするアルネ・スロット新監督の下で首位を独走するリバプール(イングランド1部)で好調をキープするオランダ代表MFライアン・グラフェンベルフ(22)に移籍の可能性が浮上しているようだ。
下部組織時代からプレーしたアヤックス(オランダ1部)でプロキャリアをスタートさせたグラフェンベルフは、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)でのプレーを経て、2023年夏にリバプールへ加入。初年度の昨季は日本代表MF遠藤航らとポジションを争いながらプレミアリーグ26試合に出場するも、絶対的な主力にはなれなかった。
しかし、スロット新監督が就任した今季は豊富な運動量を生かした推進力溢れるプレーや卓越したボールコントロール、を武器に中盤の一角に君臨。アシスト数こそ「1」にとどまっているが、公式戦19試合に出場している。
イギリス『CaughtOffside』によれば、この活躍を受けて、レアル・マドリード(スペイン1部)が将来的な獲得に興味を持っている模様。同クラブは元ドイツ代表MFのトニ・クロース氏が現役を引退して以降、中盤の補強を模索しているという。
まだ、スペイン王者がオランダ代表MFの獲得に動くかは不明だが、リバプールはバイエルンから獲得する際に推定移籍金3420万ポンド(約66億円)を支払い。そのため、マドリードが獲得に動くには決して安価ではない移籍金が必要になるとみられているが、クロースの退団が響いて今季不詳に苦しんでいる同クラブは獲得に動くことはあるのだろうか。
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