
かつて鹿島アントラーズに在籍していたブラジル人MFディエゴ・ピトゥカに、Jリーグ再挑戦の噂が。今季サントスのブラジル1部昇格に大きく貢献した一方、同クラブはV・ファーレン長崎から引き抜いたファビオ・カリーレ監督を解任している。
現在32歳のピトゥカは、2021年にサントスから鹿島へ完全移籍。鹿島在籍3年間で、リーグ戦85試合の出場で6ゴール6アシストを挙げるなど、中盤に欠かせない選手として存在感を発揮した一方、サントスが2023年7月20日にクラブ公式Xアカウントで4年間の事前契約締結を公式発表したことでも話題に。2023シーズン終了後に古巣へ復帰している。
史上初の2部降格で迎えたサントスの2024シーズンで、ピトゥカはMFジョアン・シミッチ(元名古屋グランパス、川崎フロンターレ)とともに主力選手として活躍。リーグ戦36試合の出場で4ゴール3アシストを挙げ、大半の試合でキャプテンマークを巻いた。
2025シーズンもサントスの一員としてプレーするとみられているピトゥカだが、ブラジル人ジャーナリストのリカルジーニョ氏は、今冬Jリーグ復帰の可能性をリポート。ただ同選手に関心を寄せているクラブや交渉の有無などには触れていない。
なおブラジルメディア『グローボ』が伝えたところによると、サントスはカリーレ監督の解任により、違約金260万レアル(約7000万円)、ブラジル2部リーグ優勝による賞金として150万レアル(約4000万円)、あわせて410万レアル(約1億1000万円)を支払う必要があるとのこと。財政状況も厳しいだけに、Jリーグ移籍の可能性が報じられているFWギレルメをはじめ、複数選手の売却に迫られているという。
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