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横浜FCがJ1で戦うために絶対手放せない選手トップ5

写真:Getty Images

昨2023シーズンのJ1リーグを最下位で終えJ2降格を味わった横浜FC。1年でのJ1復帰を目指す今季は、第15節以降の20戦無敗など安定的な戦いぶりを見せて優勝争いを繰り広げた。シーズン最終盤は上位勢を相手に連敗するなど、昇格に向けて足踏みが続き3位V・ファーレン長崎の猛追を受けたが、最終節のレノファ山口戦を引き分けで終え無事に昇格を決めている。

昨季終了後はJ2降格となったこともあってか、FWマルセロ・ヒアンやFW山下諒也といった主力に加えMF近藤友喜にDF林幸多郎と活躍を見せた期待の若手も流出。選手の入れ替わりの激しい冬を過ごした。それでも今季は、北海道コンサドーレ札幌から期限付きで加入したDF福森晃斗を筆頭に新加入選手たちがそれぞれ活躍を見せ、J1復帰に大きく貢献した。

来季再びJ1で戦うにあたり、当然この冬どんな新戦力を迎えるのかが最大の関心ごとであることは間違いない。しかし、同時に戦力の流出を抑えることも必要不可欠だ。もちろん、所属するすべての選手が重要な戦力であることに違いはないが、ここでは来季のJ1に向けて特に手放せない選手を5名ランキング形式で紹介していく(期限付き移籍中の選手は対象外とする)※11月26日時点の情報に基づく

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櫻川ソロモン 写真:Getty Images

5位:櫻川ソロモン

今季を迎えるにあたり、横浜FCが行った補強の中でも目玉となったのがFW陣の新戦力たち。2023シーズンにJ2各クラブで活躍を見せた将来性豊かな選手を複数獲得し、J1で痛感した得点力不足の解消を目指した。そんな新加入FWの中でも存在感を放ったのがFW櫻川ソロモンだ。

出場した37試合のうち、スタメンはわずか5試合に留まったものの5ゴールをマーク。セットプレーやクロスに対して圧倒的な高さを見せ、相手DF陣の脅威となっていた。今季の横浜FCは、櫻川と同じく新加入であったFW森海渡が開幕直後に負傷。代わって浦和レッズから期限付きで獲得したFW髙橋利樹が多くのゲームでスタメンとして起用されたが、期限付きでの加入であり来季の去就は他の選手以上に不明確だ。もちろん、森の復活が待たれていることは言うまでもない。しかし、前線での高さと強さという櫻川の武器もまたJ1での戦いに必要であることから手放せない選手5位とした。


市川暉記 写真:Getty Images

4位:市川暉記

今季、DF福森と並んで全試合スタメン出場を果たしたGK市川暉記も間違いなく来季J1を戦い抜くために欠かせない選手の1人だ。枠を捉えた直接フリーキックや強烈なミドルシュートに対して鋭い反応を見せゴールを死守。クリーンシートを19度達成し守護神としての役割を全うした。

昨年までは、GKスベンド・ブローダーセン(現ファジアーノ岡山)やGK永井堅梧のサブにまわるゲームも多くリーグ戦での出場機会が限られた市川だが、今季で確実にポジションを掴んだと言えよう。もちろん今季チームが達成したリーグ最少失点を考えれば、DFンドカ・ボニフェイスら守備陣はいずれも失いたくない戦力であることに違いはない。それでも全試合で安定感を見せた市川こそ軸と呼べる存在であることから手放せない選手4位とした。

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名前大島俊亮
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