マンU、来夏リールと契約満了のMFゴメスに興味？新指揮官も支持

　11月17日に行われたUEFAネーションズリーグではイングランド代表の一員としてアイルランド戦にも出場したリール（フランス1部）のMFアンヘル・ゴメス（24）に古巣マンチェスター・ユナイテッド（イングランド1部）復帰の可能性が浮上しているようだ。

　下部組織から過ごしたユナイテッドでプロキャリアをスタートさせたゴメスは2020年夏にリールへ加入。卓越したボールコントロールと高水準なパス精度を武器に今季はここまでリーグ・アン10試合で1ゴール1アシストをしている。

　9月にデビューしたイングランド代表では4キャップを刻むゴメスだが、リールとの現行契約は来夏まで。来年1月1日からはフリー移籍に向けた海外クラブとの交渉が可能となるなかで、イギリス『サン』によれば、ユナイテッドはブラジル代表MFカゼミーロの長期的な代役として同選手の呼び戻しを検討しているという。

　また、11月24日に行われるプレミアリーグ第12節のイプスウィッチ・タウン（イングランド1部）戦からユナイテッドの指揮を執るルベン・アモリム監督もイングランド代表MFの復帰を支持しているとのこと。その一方で、リールは市場価値を2500万ポンド（約49億6000万円）と見積もる同選手の流出を覚悟しているようだ。

　なお、ゴメスにはアーセナル（イングランド1部）も獲得に興味を持っているとのこと。ただ、同選手は「感傷的な愛着は常にあるから、（ユナイテッド復帰について）もちろんノーというのは難しい」と古巣復帰について語っている。