10月24日発表のFIFAランキングで、スイス代表を抜いて15位に浮上見込みである日本代表。ストライカー陣ではFW浅野拓磨(RCDマジョルカ)が右足ハムストリングの負傷により、11月開催のFIFAワールドカップ北中米大会アジア最終予選でも選外となる見通しだが、同選手に替わる存在としてFW町野修斗(ホルシュタイン・キール)の招集を期待する声がさらに高まりそうだ。
カタールW杯の代表メンバーである町野は、2023年3月の国際親善試合コロンビア戦を最後にA代表から遠ざかっているが、所属クラブでは絶対的ストライカーとして活躍。自身初のブンデスリーガ挑戦ながらも、今季ここまでリーグ戦7試合の出場ですでに4ゴールをマーク。DFBポカールでも1ゴールを挙げているが、9,10月での代表復帰とはならなかった。
そんな町野の凄さを証明するデータがあるという。サッカー専門サイト『Data MB』は10月23日、ブンデスリーガでプレーしている選手を対象とした「枠内シュートの割合トップ5」を公表。これによると、町野は第7節終了時点でFWエルメディン・デミロヴィ(VfBシュツットガルト)と並んで66.67%でトップだという。
日本代表のストライカー陣では、FW上田綺世(フェイエノールト)やFW小川航基(NECナイメヘン)がコンスタントに招集され結果を残している。また10月にはイングランド2部ブラックバーンで好調のFW大橋祐紀が初めてメンバーに選ばれた。
ただ一方で、森保一監督は過去にFW古橋亨梧(セルティック)の招集外について「リーグのレベルや置かれている状況もあったり、いろんなことを考えての招集」と説明。リーグレベルを重視する自身の考えを明かしていた。ブンデスリーガで好成績を残しているだけに、森保一監督や日本サッカー協会(JFA)関係者からもっと高く評価されてもいいかもしれない。
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