アトレティコ、ミランにMFベナセルの買い取りOP付きのレンタルを要請？

　アトレティコ・マドリード（スペイン1部）が、ミラン（イタリア1部）に所属するアルジェリア代表MFイスマエル・ベナセル（26）の獲得に興味を持っているようだ。

　アーセナルの下部組織にも在籍したことがあるベナセルは2017年に加入したエンポリで台頭すると、2019年夏にミランへ加入。高いキック精度を生かした展開力や球際の強さを武器に昨季は負傷などがありながらもセリエA20試合で2ゴール2アシストを記録している。

　移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのマッテオ・モレット氏によれば、今夏にチェルシー（イングランド1部）からイングランド代表MFコナー・ギャラガーをすでに獲得しているアトレティコがベナセルを買い取りオプションが付随したレンタルでの獲得をミランに要請した模様だ。

　なお、アトレティコは今夏にマンチェスター・シティ（イングランド1部）からアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス、レアル・ソシエダ（スペイン1部）からスペイン代表DFロビン・ル・ノルマン、バルセロナ（スペイン1部）からフランス代表DFクレマン・ラングレを獲得している。

　その一方で、ミランはベナセルが退団した場合の後釜として昨季限りでユベントスを退団したフランス代表MFアドリアン・ラビオの獲得に向かうとのこと。当初はボルシア・メンヒェングラードバッハ（ドイツ1部）のU-23フランス代表MFクアディオ・コネをリストアップしていたが、現在はローマ移籍が近づいているようだ。