Jリーグ 徳島ヴォルティス

徳島に3億円規模の収入?カカがコリンチャンス完全移籍の条件満たす

カカ 写真:Getty Images

 ブラジル人DFカカは現在、徳島ヴォルティスからブラジル1部コリンチャンスへ期限付き移籍中。主力選手として活躍し、完全移籍の条件を満たしたことから、コリンチャンスから徳島に巨額の移籍金が支払われる可能性があるという。

 現在25歳の同選手は、今年3月に期限付き移籍先のアトレチコ・パラナエンセを退団し、コリンチャンスへ加入。パラナエンセでは買い取り義務発生回避のために2024シーズンに入って出場機会が激減したが、コリンチャンス移籍後はブラジル1部リーグでほぼ全試合スタメン出場と存在感を発揮している。

 ブラジルメディア『サンバフット』は27日、カカの契約内容について「カカの契約期間は2024年12月までだ。彼が2200分以上ピッチに立てば、コリンチャンスに買い取り義務が発生する」とリポート。コリンチャンス加入後、公式戦30試合の出場で2400分以上プレーしている現状を紹介した上で、「コリンチャンスは200万ドル(約2億9000万円)を支払うことになる」と伝えた。

 ただコリンチャンスはブラジル1部リーグ24試合を終えて、4勝10分10敗と2部降格圏の18位に低迷。降格の場合は、徳島に対して移籍金の減額を求める可能性も考えられる。

 なおカカは2021年2月にクルゼイロから徳島へ完全移籍。同選手と徳島の契約内容について、『グローボ』など複数のブラジルメディアは「総額200万ドル(当時約2億3000万円)の4年契約、移籍金は640万レアル(約1億3000万円)」と伝えていた。