アル・ヒラル(サウジアラビア1部)が、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)に所属するフランス代表FWキングスレイ・コマン(28)の獲得に興味を持っているようだ。
下部組織時代からプレーしたパリ・サンジェルマンでプロキャリアをスタートしたコマンは、ユベントスでのプレーを経て、2015年夏にバイエルンへ移籍。爆発的なスピードを生かしたドリブル突破を武器に昨季も公式戦27試合で5ゴール3アシストを記録した。
ドイツ『スカイ・スポーツ』で記者を務めるドイツ人記者のフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、バイエルンはブラジル代表FWネイマールが在籍するアル・ヒラルとコマンの移籍に関して、移籍金や支払い条件などで合意したという。
ただ、この移籍はバルセロナ(スペイン1部)や複数プレミアクラブからの関心も浮上しているフランス代表FW次第だという。今夏にU-23フランス代表MFミカエル・オリーズやポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ、日本代表DF伊藤洋輝を補強したバイエルンはさらなる資金を必要していることから同選手の移籍を容認しているようだ。
なお、バイエルンはコマンの後釜獲得に動かない可能性もあるとのこと。その一方で、スポーツディレクターであるマックス・エベール氏はバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)でプレーするドイツ代表DFヨナタン・ターとの契約をまだ検討しており、クラブ上層部からの承認を待っているようだ。
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