バルセロナ(スペイン1部)が、ユベントス(イタリア1部)に所属するイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)の獲得に前進したようだ。
フィオレンティーナ下部組織出身のキエーザは、2020年夏にユベントスへ完全移籍すると、加入初年度からレギュラーとして活躍。昨季は爆発的な加速と細かいタッチのドリブルを武器にコンディションが上がらなかったその前のシーズンから復調を見せ、最終的にセリエA33試合で9ゴール3アシストを記録した。
イタリア『トゥット・スポルト』によれば、チアゴ・モッタ新監督の構想外となっているキエーザはバルセロナ移籍に向けて個人合意に至った模様。イタリア代表FWは財政難を抱えているバルセロナが給与を支払える状況を待っているようだ。
バルセロナは今夏にライプツィヒ(ドイツ1部)からスペイン代表MFダニ・オルモを補強。だが、昨夏に加わった元ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンをマンチェスター・シティ(イングランド1部)に放出するなどしたが、いまだに登録できていない状況が続いている。
なお、移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、キエーザはバルセロナの移籍を熱望しているとのこと。ただ、バルセロナはまだユベントスに正式オファーを送っていないようだ。移籍市場閉幕が残り5日を切ったなかで、ハンジ・フリック新体制で開幕2連勝を達成したバルセロナだが、獲得に漕ぎ着けることはできるのだろうか。
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