かつて柏レイソル、横浜F・マリノス、サンフレッチェ広島でプレーしていたブラジル人FWジュニオール・サントスの去就が話題に。一部で浦和レッズ移籍が噂されているが、今年夏に実現する可能性はないとみられる。
現在29歳の同選手は、2019年7月に柏へ完全移籍。来日1年目は出場機会に恵まれなかったものの、翌2020シーズン途中に横浜FMへ期限付き移籍すると、横浜FMではリーグ戦22試合の出場で13ゴールと結果を残す。そして2021年から広島でプレーしていたが、翌年夏にボタフォゴFRへ期限付き移籍。ボタフォゴで主力選手として活躍した後、昨年1月にフォルタレーザECへ完全移籍。ただ2か月後にボタフォゴ復帰を果たしている。
今季ここまでブラジル1部リーグ戦17試合の出場で3ゴール1アシストをマークしているサントス。ボタフォゴの専門サイト『Fogonarede』は14日、日本の一部情報筋が伝えた内容を引用する形で「浦和がサントスの獲得を検討。ボタフォゴは3700万レアル(約10億円)を要求」とリポート。同選手はボタフォゴと2027年末まで契約延長したばかりだという。
しかしサントスは現在、左脛骨の負傷により直近6試合でベンチ外。先月下旬に手術をしているが、『Fogonarede』では「10月に復帰予定」と綴られている。またJリーグの第2登録期間(ウィンドウ)が今月21日までであることを踏まえると、今季途中の移籍はないと考えられる。
浦和は今年夏の移籍ウィンドウで主将のDF酒井宏樹、副主将のDFアレクサンダー・ショルツ、中盤の要であるMF岩尾憲、MFオラ・ソルバッケンらが退団。今月14日には日本代表MF伊藤敦樹のベルギー1部KAAヘント移籍が正式決定するなど、主力選手の流出が相次いでいる。
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