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バロテッリに町田移籍論「黒田剛監督は…」神戸・名古屋などJ複数クラブ関心か

マリオ・バロテッリ 写真:Getty Images

 今月31日に日本代表FW伊東純也、FW中村敬斗所属スタッド・ランスとの対戦を控えている町田ゼルビア。U23日本代表FW藤尾翔太がパリ五輪の舞台で活躍する中、一部から元イタリア代表FWマリオ・バロテッリの獲得を求める声が噴出。MF本田圭佑(パロFC)、DF酒井宏樹(オークランドFC)の元チームメイトである同選手には、ヴィッセル神戸や名古屋グランパスからの関心、それにベルギー1部シントトロイデンVV(STVV)移籍の可能性が報じられている。

 J1首位の町田は、今年夏の移籍ウィンドウでU23日本代表FW平河悠をイングランド2部ブリストル・シティFCへ完全移籍により放出すると、名古屋から日本代表MF相馬勇紀を完全移籍により獲得。またDFチャン・ミンギュの長期離脱もあり、湘南ベルマーレからDF杉岡大暉を期限付き移籍により迎え入れている。

 センターフォワードでは、韓国代表FWオ・セフン、オーストラリア代表FWミッチェル・デューク、ブラジル人FWエリキと実績豊富な外国籍選手が揃っているだけに、補強ポイントとは考えられない。しかし、今月中旬にバロテッリのJリーグ移籍報道が飛び交うと、ネット上では「町田はバロテッリを獲得してJリーグを盛り上げてほしい」「ヒール役の町田に、バロテッリは合いそう」「バロテッリの性格で言えば、町田が似合う」といった意見が。一部のファン・サポーターは「黒田剛監督はバロテッリを手懐けてほしい」「町田、バロテッリ獲得して黒田監督の”教育”見せてほしい」と、黒田監督の手腕に注目している。

 バロテッリの去就を巡っては、イタリアメディア『カルチョメルカート』が今月13日に「日本や韓国、中東からオファーが届いている」とリポート。ブラジル1部コリンチャンス移籍の破談がブラジル国内で報じられると、イタリアメディア『Tショット』は23日に「韓国国内クラブの他に、ヴィッセル神戸や名古屋グランパスを含む日本の複数クラブが、バロテッリの獲得に興味を示している」と伝えている。

 一方、ベルギー紙『ラ・デルニエール・ウール』は28日に「ストライカーを探すSTVVに、現在フリーのバロテッリはフィットするかもしれない」とリポート。ただ、フランス1部OGCニース時代に同選手を指導していたクリスティアン・ラタンツィオ監督は「二度と会わない」などと反発している模様。ベルギーメディア『Voetbal』はセンターフォワードの新戦力として、柏レイソルからパリ五輪U23日本代表FW細谷真大を迎え入れる可能性を報じた。