ドイツ2部FCマクデブルク所属FW伊藤達哉が、サガン鳥栖移籍の噂に反応。現地では、今夏移籍の可能性が報じられている。
ドイツ紙『マクデブルク・フォルクスシュティンメ』が21日に伝えたところによると、日本国内では移籍の噂を流しているXアカウントにより、鳥栖移籍の可能性が取り沙汰されていたとのこと。しかし、伊藤本人は20日午後、同紙のインタビューで「(鳥栖移籍の噂は)フェイクニュースです」と完全否定したという。
ただ一方で、伊藤のマクデブルク残留は保証されていない模様。記事では「カールスルーエSCなど、複数クラブが獲得オファーを提示したようだ。マクデブルクがリヴァン・バハ・ブルクを獲得したことにより、近いうちに変化が起こる可能性がある。マクデブルクは現在、攻撃陣の人員が過剰になっている」と綴られているほか、同選手とマクデブルクの契約期間が残り1年であることも紹介されている。
それでもマクデブルクのクリスティアン・ティッツ監督は、「伊藤はチームに必要不可欠な選手だ。契約も残っている」と語るなど、同選手の残留を熱望。ハンブルガーSV時代にも指導していただけに、絶大な信頼を寄せているという。
柏レイソルの下部組織出身である伊藤は2015年7月、日本体育大学柏高校の早期卒業により、ハンブルガーへ加入したことで話題に。ハンブルガーでトップチーム昇格を果たした後は、ベルギー1部シント=トロイデンVVを経て、2022年1月にマクデブルクへ移籍。恩師のもと、2023/24シーズンはリーグ戦31試合の出場で2ゴール1アシストをマークしていた。
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