ミラン時代にMF本田圭佑のチームメイトだった元イタリア代表FWマリオ・バロテッリに、Jリーグ移籍の可能性が浮上。先日浦和レッズを退団した元日本代表DF酒井宏樹が、オリンピック・マルセイユ時代のバロテッリを称賛している。
かつてインテル、マンチェスター・シティ、リバプールなど欧州ビッグクラブを渡り歩いていたバロテッリ。2019年1月から半年間にわたり、マルセイユで酒井とともにプレーしていた。マルセイユ退団後は、ブレシア、モンツァ、アダナ・デミルスポル、FCシオンに在籍。昨年夏にアダナ・デミルスポルへ復帰すると、2023/24シーズンはトルコ1部リーグ戦16試合の出場で7ゴールをマークも、契約満了により今年6月末に退団している。
そんなバロテッリの去就を巡っては、イタリアメディア『カルチョメルカート』は今月11日に「日本や韓国、中東からオファーが届いている。現時点ではブラジル1部コリンチャンス移籍に近づいている」とリポート。米メディア『TNT』によると、選手側はコリンチャンスと交渉する中で、年俸300万ユーロ(約5億2000万円)の2年契約締結を求めているという。
ピッチ外の問題で話題になることが多かったバロテッリだが、酒井は良い印象を抱いている模様。同選手は今年4月に現役引退した島川俊郎氏と対談で、「今まで一緒にプレーして一番凄かった選手」にバロテッリを挙げると、マルセイユ時代のチームメイトについて以下のように語っている。
「バロテッリは凄かったし、カッコイイ。”ザ・男”という感じ。悪い記事ばかり出ていたけど、ジャイアンみたいな存在。いたずら好きだし、仲間思い。仲間は全力で守る。僕にめちゃくちゃ優しくしてくれたし、色々な人に仲良くして、愛されていた」
元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ、FWフェルナンド・トーレス、FWダビド・ビジャらの参戦により、直近数年間で存在価値を高めているJリーグ。一部でDFセルヒオ・ラモスの日本行きも噂される中、日本人選手と縁のあるバロテッリにも注目が集まる。
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