アデレード・ユナイテッド所属FW指宿洋史は、今月26日開催のオーストラリア1部リーグ第26節のブリスベン・ロアー戦で2ゴールをマーク。今夏フリー移籍の可能性が報じられる中、試合後に自身の去就について語った。
196cmと長身の指宿は、柏レイソルの下部組織出身であり、かつてジローナ、セビージャなどスペイン国内の複数クラブでプレー。2014年7月以降はアルビレックス新潟、ジェフユナイテッド千葉、湘南ベルマーレ、清水エスパルスと渡り歩き、2022年1月からアデレードでプレーしている。
そのアデレードでは、加入1年目から絶対的ストライカーとして活躍。2023/24シーズンはリーグ戦25試合中19試合のスタメン出場で15ゴール3アシストをマーク。オーストラリア1部リーグの得点ランキングで、首位のパース・グローリー所属FWアダム・タガート(元セレッソ大阪)から4ゴール差の4位につけている。
指宿とアデレードの契約期間は今年6月だが、豪州メディア『デイリーテレグラフ』は今月25日に「アデレードはまだ指宿に契約延長のオファーを提示していない。ブリスベンの幹部が指宿の代理人に接触している」と報じていた。
ただ、選手本人はブリスベン戦後に『Paramount +』インタビューで「僕はアデレードのことを本当に誇りに感じています。それにオーストラリアのことが大好きですよ」とコメント。Jリーグクラブからの関心が報じられていない中、2024/25シーズン以降もオーストラリアでプレーする意向を明かしたという。
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