今月24日開催の明治安田J1リーグ開幕節で、昇格組のジュビロ磐田と対戦するヴィッセル神戸。昨季J1得点王の元日本代表FW大迫勇也ら擁しているだけに、同クラブのJ1連覇を予想する声も多い。そんな中、鹿島アントラーズOBの内田篤人氏が自身の“神戸対策”を披露。“大迫封じ”の方法についても持論を述べている。
昨季の神戸は、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタやMFセルジ・サンペールらが出場機会に恵まれない中、序盤から白星が先行。横浜F・マリノス等と優勝争いを繰り広げると、21勝8分5敗と横浜FMに勝ち点7差をつけて優勝を成し遂げた。
またシーズン終了後には、昨季アビスパ福岡でプレーしていたMF井手口陽介を獲得したほか、川崎フロンターレからFW宮代大聖を獲得。ビッグネームがチームに加わることはなかったが、同クラブ強化部は補強ポイントを着実に抑える堅実ぶりを発揮した。
神戸との戦いについては、インターネット動画配信サービス『DAZN』で今月22日配信開始の『内田篤人のフットボール・タイム』第170回でも話題に。内田氏は神戸対策を訊かれると、「あまり無駄走りしたくない。あまり前から(プレッシャーに)行かず、中盤で構えたい。落ち着いてサッカーをしたい。あまり相手にどうこうというのは無いかもしれない。『知らん!神戸は』という勢いで(試合に臨みたい)」と回答している。
また内田氏は「大迫が昨季と同じくらい得点を奪えば、神戸は優勝争いする」と昨季J1得点王の決定力にも言及。ただ野村明弘アナウンサーから「神戸戦で一番警戒するポイント」を訊かれると、「大迫だけど、大迫に出てくる前に潰したい。中盤とか、前のディフェンスラインくらいのところからプレッシャーに行って」とコメント。
川崎フロンターレOBの中村憲剛氏から「けど、あまり前から行かないと言っていたじゃん」と矛盾点を指摘されると、「ボールに対してプレッシャー行くけど、なんか『ワー』みたいなのは、あまり好きじゃない。俺がビルドアップ側だったら、プレッシャーに来てくれたら『ラッキー』と感じる」と自身の経験を交えながら言葉を返した。
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