Jリーグ

2024シーズン全J1クラブの補強診断&ランキング(8~5位)

横浜F・マリノス 写真:Getty Images

6位:横浜F・マリノス

移籍・加入による戦力評価:B

主な移籍選手(OUT)

  • GK一森純(ガンバ大阪へ復帰)
  • GKオビ・パウエル・オビンナ(ヴィッセル神戸へ完全移籍)
  • FW杉本健勇(ジュビロ磐田へ復帰)

主な加入選手(IN)

  • GKポープ・ウィリアム(町田ゼルビアから完全移籍)
  • DF渡邊泰基(アルビレックス新潟から完全移籍)
  • DF加藤蓮(東京ヴェルディから完全移籍)
  • MF山村和也(川崎フロンターレから完全移籍)
  • MF天野純(全北現代モータースから復帰)

6位は、2023シーズンを惜しくも2位で終え、新シーズンはリーグタイトル奪還を目指す横浜F・マリノス。大物こそいないが、層を増すべく実力者を複数獲得していることから6位とした。

主力では唯一、期限付き移籍で加入していたGK一森純がガンバ大阪へと復帰したが、町田ゼルビアの守護神GKポープ・ウィリアムを獲得。その他にも怪我人が相次いだセンターバックにアルビレックス新潟からDF渡邊泰基、左サイドバックに東京ヴェルディからDF加藤蓮、ユーティリティ性を持つベテランのMF山村和也とMF天野純も加え、とにかく堅実という印象だ。

今冬、新たに就任したハリー・キューウェル監督も「アタッキングフットボール」を志向しており、チームとしての方向性にブレはない。


名古屋グランパス 写真:Getty Images

5位:名古屋グランパス

移籍・加入による戦力評価:B

主な移籍選手(OUT)

  • DF中谷進之介(ガンバ大阪へ完全移籍)
  • DF藤井陽也(KVコルトレイクへ期限付き移籍)
  • DF丸山祐市(川崎フロンターレへ完全移籍)
  • DF森下龍矢(レギア・ワルシャワへ期限付き移籍)
  • FW前田直輝(浦和レッズへ完全移籍)

主な加入選手(IN)

  • DF三國ケネディエブス(アビスパ福岡から完全移籍)
  • DFハ・チャンレ(浦項スティーラーズから完全移籍)
  • DF井上詩音(ヴァンフォーレ甲府から完全移籍)
  • DF山中亮輔(セレッソ大阪から完全移籍)
  • MF椎橋慧也(柏レイソルから完全移籍)
  • MF中山克広(清水エスパルスから完全移籍)
  • FWキャスパー・ユンカー(浦和レッズから完全移籍)
  • FW山岸祐也(アビスパ福岡から完全移籍)
  • FWパトリック(京都サンガから完全移籍)

5位は、得点増を目指し前線に数多くの即戦力を加えた名古屋グランパス。アビスパ福岡で2年連続2桁得点を記録したFW山岸祐也や昨2023シーズン京都サンガで10得点を挙げたFWパトリックを獲得しつつ、浦和レッズから期限付き移籍し16得点を挙げたFWキャスパー・ユンカーを完全移籍に移行した。

最前線の陣容は一気にJ1屈指となり、長谷川健太監督の起用法にも注目が集まる。中盤にもボランチに柏レイソルからMF椎橋慧也、右サイドに清水エスパルスからMF中山克広などが加入し、着実に層は厚くなった。そこで気になるのがディフェンスライン。

3バックの主力だったDF中谷進之介とDF藤井陽也が移籍を決断し、DF丸山祐市も退団。韓国からDFハ・チャンレと福岡からDF三國ケネディエブス、甲府からDF井上詩音を獲得したものの、実績面では不安が残る。左ウイングバックのDF森下龍矢もポーランドへ旅立ち、全体として攻高守低感は否めないため5位とした。

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名前椎葉 洋平
趣味:サッカー観戦、読書、音楽鑑賞
好きなチーム:アビスパ福岡、Jリーグ全般、日本のサッカークラブ全般

福岡の地から日本サッカー界を少しでも盛り上げられるよう、真摯に精一杯頑張ります。

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