
6位:横浜F・マリノス
移籍・加入による戦力評価:B
主な移籍選手(OUT)
- GK一森純(ガンバ大阪へ復帰)
- GKオビ・パウエル・オビンナ(ヴィッセル神戸へ完全移籍)
- FW杉本健勇(ジュビロ磐田へ復帰)
主な加入選手(IN)
- GKポープ・ウィリアム(町田ゼルビアから完全移籍)
- DF渡邊泰基(アルビレックス新潟から完全移籍)
- DF加藤蓮(東京ヴェルディから完全移籍)
- MF山村和也(川崎フロンターレから完全移籍)
- MF天野純(全北現代モータースから復帰)
6位は、2023シーズンを惜しくも2位で終え、新シーズンはリーグタイトル奪還を目指す横浜F・マリノス。大物こそいないが、層を増すべく実力者を複数獲得していることから6位とした。
主力では唯一、期限付き移籍で加入していたGK一森純がガンバ大阪へと復帰したが、町田ゼルビアの守護神GKポープ・ウィリアムを獲得。その他にも怪我人が相次いだセンターバックにアルビレックス新潟からDF渡邊泰基、左サイドバックに東京ヴェルディからDF加藤蓮、ユーティリティ性を持つベテランのMF山村和也とMF天野純も加え、とにかく堅実という印象だ。
今冬、新たに就任したハリー・キューウェル監督も「アタッキングフットボール」を志向しており、チームとしての方向性にブレはない。

5位:名古屋グランパス
移籍・加入による戦力評価:B
主な移籍選手(OUT)
- DF中谷進之介(ガンバ大阪へ完全移籍)
- DF藤井陽也(KVコルトレイクへ期限付き移籍)
- DF丸山祐市(川崎フロンターレへ完全移籍)
- DF森下龍矢(レギア・ワルシャワへ期限付き移籍)
- FW前田直輝(浦和レッズへ完全移籍)
主な加入選手(IN)
- DF三國ケネディエブス(アビスパ福岡から完全移籍)
- DFハ・チャンレ(浦項スティーラーズから完全移籍)
- DF井上詩音(ヴァンフォーレ甲府から完全移籍)
- DF山中亮輔(セレッソ大阪から完全移籍)
- MF椎橋慧也(柏レイソルから完全移籍)
- MF中山克広(清水エスパルスから完全移籍)
- FWキャスパー・ユンカー(浦和レッズから完全移籍)
- FW山岸祐也(アビスパ福岡から完全移籍)
- FWパトリック(京都サンガから完全移籍)
5位は、得点増を目指し前線に数多くの即戦力を加えた名古屋グランパス。アビスパ福岡で2年連続2桁得点を記録したFW山岸祐也や昨2023シーズン京都サンガで10得点を挙げたFWパトリックを獲得しつつ、浦和レッズから期限付き移籍し16得点を挙げたFWキャスパー・ユンカーを完全移籍に移行した。
最前線の陣容は一気にJ1屈指となり、長谷川健太監督の起用法にも注目が集まる。中盤にもボランチに柏レイソルからMF椎橋慧也、右サイドに清水エスパルスからMF中山克広などが加入し、着実に層は厚くなった。そこで気になるのがディフェンスライン。
3バックの主力だったDF中谷進之介とDF藤井陽也が移籍を決断し、DF丸山祐市も退団。韓国からDFハ・チャンレと福岡からDF三國ケネディエブス、甲府からDF井上詩音を獲得したものの、実績面では不安が残る。左ウイングバックのDF森下龍矢もポーランドへ旅立ち、全体として攻高守低感は否めないため5位とした。
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