今季途中に横浜F・マリノスからサンフレッチェ広島へ完全移籍したマルコス・ジュニオールが、今月15日に自身のインスタグラムを更新。横浜FM退団に関する投稿内容により、ファン・サポーターの間で注目を集めている。
現在30歳のマルコスは、ブラジル1部フルミネンセで5年以上にわたりプレーした後、2019年にフルミネンセから横浜FMへ移籍。来日1年目から15ゴールを挙げJ1リーグ得点王に輝き、J1優勝に貢献。2021シーズンまでは主力選手として活躍していた。
しかし2022シーズン以降は日本代表FW西村拓真とのポジション争いで後れをとり、ベンチ要員に。今季もリーグ戦で5試合の先発出場にとどまると、中東移籍の可能性も報じられる中、今年8月に広島へ加入。8月19日の川崎フロンターレ戦で1ゴール1アシストと鮮烈デビューを飾ると、その後はリーグ戦20試合中4試合のスタメン出場で2アシスト。今月3日のJ1最終節アビスパ福岡戦では後半アディショナルタイムの劇的決勝弾を演出した。
広島加入1年目を良い形で締め括ったマルコスは、広島のユニフォームを身にまとう自身の姿をインスタグラムにアップ。ファン・サポーターにむけて、以下のようなメッセージを送った。
「素晴らしい一年をありがとう。今年は予想外のことがたくさん起こったけど、僕は常にプロフェッショナルであろうとし、最後まで自分の目標を信じてベストを尽くそうとした。僕のことを必要としていない人々から不信感を持たれてスタートした1年だったけど、僕の“サイクル”が終わったと言う人たちの決断を尊重し、私が望んでいない中で退団せざるを得なかったんだ」
「だけど、この人生に偶然はないし、僕の運命は最も良い形になっている。神様は私の最終的な運命を素晴らしいものにしてくれたんだ…ただ物語は続く。皆さん、メリークリスマス、そして良いお年を」
自分自身が望まない形で、横浜FMから離れたことを明かしたマルコス。同選手の投稿内容はX(旧ツイッター)で拡散されており、「そりゃ恨み節の一つくらいは出るかもな」「マルコス辛かったよな…」などと、一部のSNSユーザーがマルコスに同情している。
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