インドネシアで行われている2023 FIFA U-17ワールドカップ(以下U-17W杯)は、11月18日にグループステージ全日程が終了。3試合中4得点を挙げ、現在同大会得点ランキング首位に立っているU-17日本代表FW高岡伶颯(16)が、17日のセネガル戦(2-0)後の会見で現地記者を驚かせる発言をして話題になっている。
圧倒的なスピードを持つ日章学園高校サッカー部の2年生である高岡は、今年3月に世代別日本代表に初選出され、6月に行われたAFC U17アジアカップにも出場。今U-17W杯で新星として注目を集めるも、グループステージ3試合中スタメン出場は14日のアルゼンチン戦(1-3)のみ。この状況に「可能であればキックオフからチームに貢献したい」と、超一流リザーブであることには満足していないようだ。
インドネシアメディア『Tempo』によると、同会見で日本のサッカーアニメについて尋ねられた高岡は、『ブルーロック(原作:金城宗幸、作画:ノ村優介)』からインスピレーションを得ていると回答。しかし日本のサッカーアニメの歴史を築いてきた『キャプテン翼(著者:高橋陽一)』について「それ誰?」と発言したという。
また、目標としてきた憧れの選手については、リバプール、レアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッドなどでプレーした元イングランド代表FWマイケル・オーウェン(2013年引退)と明かしている。
「オーウェンは自分と同じように背が低いが、とても速くて鋭い選手。 僕のような体格でどう戦うべきかを彼から学んだ。背が低いからといって、ゴールができないわけじゃない。そんなにかっこいいものじゃなくてもヘディングシュートだってできる。素晴らしいクロスから色んな角度でヘディングを決めるのが好き」
U-17日本代表は、本日21:00(日本時間)決勝ラウンドベスト16で優勝候補の1つであるU-17スペイン代表と対戦。高岡のゴールでこのハードルを越え、U-17W杯優勝の道に進めるだろうか?
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