セルティック所属の日本代表FW前田大然に、プレミアリーグ(イングランド1部)トッテナム・ホットスパー移籍の可能性がある模様。ドイツ2部ニュルンベルク所属MF奥抜侃志のセルティック移籍報道が飛び交う中、現地で「奥抜は前田の後釜」という見方が広まっている。
奥抜は今年6月に大宮アルディージャからニュルンベルクへ完全移籍。今季ここまでドイツ2部リーグ全13試合スタメン出場で3ゴール1アシストをマークすると、先月には日本代表初選出。新天地で目覚ましい活躍を見せている中、英メディア『スカイスポーツ』のベン・ヘックナー記者は「セルティックが奥抜に関心。すでに数試合でスカウト陣を派遣している」と伝えていた。
すると英メディア『フットボール・ファンキャスト』は、「セルティックは前田の後釜として、奥抜と契約する可能性がある」とリポート。前田と奥抜のタックル回数やボール奪取回数を比較した上で、「アンジェ・ポステコグルー監督率いるトッテナムは、前田に関心を寄せていると噂されている。これはセルティックが前田のポジションの後釜を必要としていることを意味している。奥抜は守備面で、前田の後釜となる可能性がある」と見解を示している。
前田は昨季、ポステコグルー前監督のもとで主力選手として活躍し、セルティックのリーグ連覇やスコットランド3冠に貢献。今年7月にセルティックと新たに2027年6月までの複数年契約を結ぶと、今季もブレンダン・ロジャーズ監督のもとコンスタントにプレー。リーグ戦12試合の出場で2ゴール2アシストをマークしている。
しかし今月7日開催のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)アトレティコ・マドリード戦でDFマリオ・エルモソと交錯した際に負傷。膝の靱帯を痛めると、ロジャーズ監督は「6週間程度の離脱になる」とコメントを残していた。
前線からの執拗なプレスやスプリント能力により、以前から守備面で高く評価されている前田。セルティックが奥抜を獲得するとなれば、今シーズン途中やシーズン終了後にステップアップ移籍する可能性が考えられる。
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