サッカー日本代表「森保ジャパン」はFIFAワールドカップ北中米大会(北中米W杯)アジア2次予選2試合を控える中、FW前田大然、FW古橋亨梧(いずれもセルティック)、MF川辺駿(スタンダール・リエージュ)、MF伊藤敦樹(浦和レッズ)の4選手が怪我のため不参加。MF守田英正(スポルティングCP)も12日のポルトガル1部リーグ・ベンフィカ戦で復帰したが、コンディション悪化の可能性が現地で報じられている。
MF遠藤航(リバプール)やMF田中碧(フォルトゥナ・デュッセルドルフ)とともに森保ジャパンの中盤を支えている守田。今月のW杯予選ミャンマー戦とシリア戦にむけた代表メンバーに招集されているが、今月2日のポルトガル国内カップ戦を前に負傷。公式戦3試合つづけて欠場。10日まで全体練習に合流していなかった。
それでもルベン・アモリム監督がベンフィカ戦でのメンバー入りを明言すると、守田はこの試合でスタメン出場した。ただ83分にボールとは関係ない場所で突如ピッチに横たわる。DFセバスティアン・コアテスに足を伸ばしてもらったが、プレー続行不可能となり2分後の途中交代となった。
この途中交代について、ポルトガル紙『レコルド』は「彼は懸命にプレーしていたが、かなりの痛みに苦しみながら交代した。痛みに耐えられず、ペナルティエリアで横になった」とリポート。コンディションが思わしくないだけに、ミャンマー戦の出場は厳しいとみられるほか、代表不参加の可能性もある。
なお日本サッカー協会(JFA)は怪我人続出を受けて、FW細谷真大(柏レイソル)、MF佐野海舟(鹿島アントラーズ)、DF渡辺剛(KAAヘント)を追加招集している。伊藤、川辺と中盤で離脱者が相次いでいるだけに、守田の状態が心配される。
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