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旗手怜央離脱の影響指摘も。ドローで古橋・前田をセルティックOB批判

旗手怜央 写真:Getty Images

 セルティックは今月28日、スコットランド1部リーグのハイバーニアン戦で0-0と引き分け。日本代表MF旗手怜央が負傷離脱する中、FW前田大然とFW古橋亨梧のパフォーマンスに厳しい目が向けられている。

 セルティックは22日開催のハーツ戦で古橋、前田、MF岩田智輝らのゴールにより、4-1と快勝。25日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第3節のアトレティコ・マドリード戦では、古橋が先制ゴールをマーク。前田もスタメン出場した一方、旗手が開始早々に負傷退場している。

 アトレティコとの激闘から中2日で臨んだハイバーニアン戦では、過密日程の影響もありチーム全体の動きが鈍化。21本のシュートを放ちながら枠内シュートは4本にとどまるなど、古橋や前田ら攻撃陣が不発。中盤に必要不可欠な戦力である旗手の不在が響き、勝ち点2を落とした。

 セルティックOBのパット・ボナー氏は、ハイバーニアン戦が古巣にとって今季一番悪い試合だったと考えている模様。英公共放送の番組『BBCスポーツサウンド』に出演した際、以下のようなコメントを残している。

 「確かに水曜日の夜(アトレティコ戦)から二日酔いのような状態だった。エネルギーレベルは低下しており、本来のパフォーマンスを発揮できない選手が多すぎた。特にルイス・パルマ、古橋、前田がそうだ」

 「アトレティコ戦で負傷した旗手の代わりにパウロ・ベルナルドがプレーしたが、チームに居場所があることを証明するだけのパフォーマンスではなかった。チーム全体が旗手を寂しがっている」

 古橋や前田らを名指し批判したボナー氏。旗手がハムストリングを痛めたことに、今年12月末までの離脱が濃厚とみられる中、同選手不在を感じさせないようなパフォーマンスが求められる。