Jリーグ

【J1リーグ2023】第30節ベストイレブン

ヴィッセル神戸 MF井出遥也 写真:Getty Images

MF:井出遥也(ヴィッセル神戸)

前29節の勝利で2位との勝ち点差を広げることに成功していた首位ヴィッセル神戸。第30節では国立競技場で行われた鹿島アントラーズとの“国立決戦”に勝利し、優勝にまた一歩近づいている。この試合、MF井出遥也は第28節以来の先発出場を果たすと、鋭い切り返しからの丁寧なクロスでMF佐々木大樹の先制点をお膳立て。さらに前半終了間際にはヘディングでのゴールで相手を突き放す2点目をもたらした。先発起用に嬉しい今季初ゴールで応えた井出。次節以降も優勝につながる活躍を期待したい。


浦和レッズ MF小泉佳穂 写真:Getty Images

MF:小泉佳穂(浦和レッズ)

無敗続きで好調の浦和レッズは、第30節で柏レイソルと対戦。後半立て続けに2得点を挙げ無失点勝利を収めている(2-0)。前半はスコアが動かず拮抗した試合展開となったこのゲームで、先制点を挙げたのがMF小泉佳穂だ。後半開始早々、自身の今季初となるゴールで先制点をマークすると、受け手に対して思いやりを感じる丁寧なパスで2点目をアシスト。1ゴール1アシストと大きな存在感を示し勝利に貢献した。


ヴィッセル神戸 MF佐々木大樹 写真:Getty Images

MF:佐々木大樹(ヴィッセル神戸)

念願のリーグ初優勝に向けこのまま連勝街道を走り続けたいヴィッセル神戸は、第30節で鹿島アントラーズと対戦(3-1)。見事な勝利で連勝を3に伸ばしたこの試合、MF佐々木大樹は2ゴールを挙げる活躍を見せた。コースを突いたヘッドで1点目を奪うと、ゲーム終盤にも鮮やかなボレーでチームに3点目をもたらした。ゴールシーン以外でも、前線からのプレスやプレスバックも実に献身的かつ効果的。試合を通して大きな存在感を放っていたと言えよう。


川崎フロンターレ FW小林悠 写真:Getty Images

FW:小林悠(川崎フロンターレ)

アビスパ福岡に終盤までリードを許す厳しい試合展開となった第30節の川崎フロンターレ。しかし、FW小林悠ら途中投入された選手たちの働きで逆転に成功した(4-2)。小林は投入されてすぐ、背後を取る動き出しから技ありシュートで一時同点とするゴールをマーク。逆転ゴールの場面でも起点となるクロスを供給するなど、勝利に大きく貢献した。


横浜F・マリノス FWエウベル 写真:Getty Images

FW:エウベル(横浜F・マリノス)

前節敗れたことで、首位ヴィッセル神戸との勝ち点差が開いてしまった現在2位の横浜F・マリノス。逆転優勝に向けて負けられない緊張感の中、第30節では北海道コンサドーレ札幌を相手に4-1と大勝を飾った。終盤まではわずか1点のリードで推移していたこのゲーム。途中出場のFWエウベルが大きな仕事を果たしている。先制点を挙げたFW宮市亮に代わって投入されると、縦突破からのニアを突く鋭いシュートでゴールし、さらに終了間際にはアシストもマーク。改めて自身の高い攻撃力を見せつけた。


川崎フロンターレ FWバフェティンビ・ゴミス 写真:Getty Images

FW:バフェティンビ・ゴミス(川崎フロンターレ)

先制しながらも一時逆転を許し厳しい試合を余儀なくされた第30節の川崎フロンターレ。結果的には終盤怒涛の3ゴールで福岡に勝利を収めている(4-2)。そんな逆転劇の立役者となったのがFWバフェティンビ・ゴミスだ。後半途中から投入されると、3点目を見事な落としで演出し、ダメ押しとなる4点目の場面でもサイド突破からFW宮代大聖へアシスト。2アシストの活躍でチームに勝利を呼び込んだ。

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名前大島俊亮
趣味:サッカー観戦、ゲーム(スポーツ、シミュレーション、アクションなど)
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