Jリーグ 北海道コンサドーレ札幌

札幌MF金子拓郎の獲得合意も…ディナモ・ザグレブが日本人選手調査か

金子拓郎 写真:Getty Images

 北海道コンサドーレ札幌所属MF金子拓郎は、クロアチア1部の強豪ディナモ・ザグレブへの期限付き移籍で合意に達したと報じられている。そのディナモがさらなる日本人選手の獲得に動いているようだ。

 クロアチアメディア『Germanijak』は今月12日、金子のディナモ・ザグレブ移籍について「100万ユーロ(約1億5000万円)以上の買い取りオプションがついた1年レンタルで口頭合意に至った」と報道。クロアチア紙『Sportske novosti』はクラブ関係者から聞いた情報として「レンタル料40万ユーロ(約6200万円)、買い取りオプションの設定額は130万ユーロ(約2億円)だ」としている。

 また金子は15日開催のアルビレックス新潟戦でフル出場。今週にもクロアチア入りして正式決定を交わす見込みであることから、近日中にも公式発表があるものとみられる。

 そんな中、『Germanijak』は金子のデビュー戦について「今月22日のクロアチア1部リーグ開幕戦(ハイドゥク・スプリト戦)で数分間プレーする可能性は排除できない」としながらも、26日開催のUEFAチャンピオンズリーグ予選・2回戦1stレグを有力視している。

 くわえて同メディアは「ディナモ・ザグレブは日本市場を開拓している。マクシミール(ディナモのホームスタジアム)で駆け回る日本人選手は金子だけではない」とリポート。もうひとり日本人選手を獲得する可能性に触れたが「誰かは分からない」としている。

 ディナモ・ザグレブはクロアチア1部リーグを24度制した強豪。2022/23シーズンも2位ハイドゥク・スプリトに勝ち点10差をつけて優勝し、6連覇を成し遂げている。また今月15日のクロアチア・スーパーカップでも、ハイドゥクに1-0と勝利。2023/24シーズンの初タイトルを獲得した。