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川崎ダミアンが退団?古巣復帰報道への本音吐露「ブラジルに戻って…」

レアンドロ・ダミアン 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグ川崎フロンターレ所属のブラジル人FWレアンドロ・ダミアンは、以前からブラジル1部SCインテルナシオナル復帰の可能性が報じられている。そんな中、本人が古巣復帰に対する思いや自身の去就について語った。

 ダミアンは2019年に川崎フロンターレへ加入。2021シーズンまで絶対的ストライカーとして活躍し、J1リーグや天皇杯などのタイトル獲得に貢献していた。しかし昨季はリーグ戦でわずか5ゴール。昨年8月に右足関節の負傷により一時帰国すると、今季も開幕から出遅れ。今月1日のJ1リーグ第6節北海道コンサドーレ札幌戦で復帰し3試合つづけてプレーしたものの、15日の第8節名古屋グランパス戦でメンバー外となっている。

 同選手と去就については、昨年に中東やMLS(メジャーリーグサッカー)クラブからのオファーが伝えられていた。またブラジル国内ではSCインテルナシオナル復帰の噂が駆け巡っているものの、SCインテルナシオナルの専門誌『Revista Colorada』は昨年12月に「川崎との契約では、パフォーマンス次第で月給が最大200万レアル(約5000万円)に及ぶ。彼は川崎との契約を全うしたいと思っている」と報じていた。

 そんなダミアンは今月、ブラジルのラジオ局『バンデランテス』の番組に出演。今後のキャリアプランを聞かれると、「今の段階では、川崎との契約は今年末までだね。最初は川崎に残ろうと思っていたんだけど、ブラジルに戻ってプロキャリアを終えたいと考えているんだ」と、母国で現役引退する意向を明かしている。

 また再三にわたり古巣復帰の可能性が報じられていることについては、「(SCインテルナシオナルに)あまり連絡は取れなかったよ。でもこのニュースは目にしたし、僕はいつもSCインテルナシオナルのことを応援しているよ。川崎と契約している以上、その契約を尊重する必要があるし仕方ないことなんだけどね」と語った。

 昨季以降、コンディション不良の影響もあり本来のパフォーマンスを発揮できていないダミアン。今年7月に34歳の誕生日を迎えるだけに、今季終了後に契約満了により退団となる可能性が考えられる。