Jリーグ 清水エスパルス

清水FW北川航也が不満「自分も人間なので…」甲府戦後の態度で批判浴びる

北川航也 写真:Getty Images

 清水エスパルスは今月1日、明治安田生命J1リーグ第7節のヴァンフォーレ甲府戦で0-1と敗北。開幕から未勝利でサポーターからブーイングが沸き起こる中、ネット上ではFW北川航也に対する批判も噴出。選手本人が不快感をあらわにしている。

 清水はJ2開幕からリーグ戦5試合つづけて引き分けると、先月29日にはザスパクサツ群馬相手に1-3と敗北。JITリサイクルインクスタジアムで行われた甲府戦では、GK権田修一やFWチアゴ・サンタナ、北川らが先発出場。しかし甲府の堅い守備を前に攻めあぐねると、後半37分に自陣でのボールロストからMF長谷川元希に決められて0-1と敗れた。

 試合後、挨拶に来た清水の選手たちに対して、アウェイゴール裏のサポーターはブーイング。他の選手が深くお辞儀をしている中、北川は軽く一礼して一足早くその場を離れたのだ。

 このシーンはツイッター上で瞬く間に拡散。「北川航也態度悪いな」、「甲府まで来てくれたサポーターによくあんな態度とれるな」、「北川航也の挨拶の態度なんとかならないのか」と厳しい声が多く上がっている。

 すると本人は自身のインスタグラムアカウントを更新。ストーリーズにて「試合後、自分の態度について、多くのメッセージを頂いてます。気分を害された方々へ謝罪します」

 「まだ続くシーズンを清水の為に闘いたいし、勝ちたいには変わりません。ただ、自分も人間なので、度が過ぎれば腹を立てる事はあります。理解して頂けたらと思います」と自身の心境を綴るとともに、一部サポーターからのメッセージに対する不満を覗かせた。

 なお前年度のJ1所属クラブによるJ2開幕から7戦未勝利は、史上初の記録である。清水は1年でのJ1復帰を目指しているが、早くも正念場を迎えている。