ラ・リーガ バルセロナ

3試合連続MOMの久保建英、古巣バルセロナが関心か。契約解除金は約86億円

久保建英 写真:Getty Images

 バルセロナが、レアル・ソシエダでプレーする日本代表MF久保建英(21)の獲得に興味を示しているようだ。スペイン『スポルト』が伝えた。

 2019年夏にFC東京からレアル・マドリードへ移籍したものの、EU圏外枠の関係でマジョルカやビジャレアル、ヘタフェへのレンタル移籍を経験した久保は昨夏にソシエダへ完全移籍。今季はここまでラ・リーガ19試合に出場して4ゴール4アシストを記録しており、3試合連続でマンオブザマッチに輝く活躍を見せている。

 この活躍を受けてバルセロナは久保を高く評価しており、シャビ・エルナンデス監督のプロジェクトにフィットすると考えているという。ただ、財政難を抱えるバルセロナが6000万ユーロ(約86億2000万円)の契約解除金が存在する同選手を獲得するにはとても複雑なオペレーションで、既存選手の売却が完了してからのようだ。

 なお、久保は2011年8月にバルセロナの下部組織に入団。ラ・マシアで順調にステップアップをしていったが、2014-15シーズンの始まりにFIFAの18歳未満の国際移籍を禁じる規定に違反しているとして、試合に出場できなくなったことから日本へ帰国していた。