Jリーグ

清水と磐田はどうなる?J2を“荒らして”J1復帰したクラブ5選

元湘南ベルマーレ MF遠藤航 写真:Getty Images

2014シーズン:湘南ベルマーレ

開幕から14連勝の快進撃

J1ではなかなか1桁順位が遠い湘南ベルマーレ。しかし、J2では2014シーズンに開幕から14連勝の快進撃を記録。最終的には42試合中31勝、敗戦もわずかに「3」と圧倒的な勝率でJ2優勝を果たしている。

堅守を誇ったDFラインには、今や代表でも欠かせないデュエル王MF遠藤航(現シュトゥットガルト)に加え、現在はJ1名古屋グランパスで活躍するDF丸山祐市。攻撃陣には、長くJリーグで活躍するブラジル人ストライカーFWウェリントン(現湘南)が年間20ゴールを挙げる活躍でチームを牽引した。中央のかじ取り役にもMF永木亮太(現湘南)を置き、安定した中央の縦軸を誇った当時の湘南は他クラブから見ても難敵だったに違いない。


元柏レイソル FWマイケル・オルンガ 写真:Getty Images

2019シーズン:柏レイソル

マイケル・オルンガの存在

柏レイソルといえば2010シーズンにもJ2で優勝を果たし、その際わずか2敗という好成績を残した勢いそのままに、次2011シーズンにはJ1優勝をも成し遂げたことでも知られる。だが、柏のファン、サポーターのみならずJリーグファンにとってより衝撃的だったのは2019シーズンではないだろうか。

理由は何といってもFWマイケル・オルンガ(現アル・ドゥハイル)の存在だ。前年の2018シーズン途中に柏に加入したオルンガは、チームに残ると2度のハットトリックを達成するなどJ1復帰に大きく貢献。特に最終節の京都戦では、1人で1試合8得点を挙げJリーグにおける1試合最多得点記録の保持者となっている。

この高い得点力と圧倒的な身体能力を見せつけたオルンガの存在は、次シーズンに向けJ1各クラブにとっても脅威的であったことは間違いない。それほどまでにJリーグ全体から見ても、柏の2019年はインパクトのあるシーズンとなったと言える。

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名前Sくん
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