Jリーグ 移籍

今治GKセランテスが激白「Jリーグ復帰への反応が…」来季へ意気込みも【独占】

FC今治 GKセランテス(当時アビスパ福岡)写真:Getty Images

 かつてアビスパ福岡のJ1昇格に貢献したスペイン人GKジョン・アンデル・セランテス(33)が、明治安田生命J3リーグ・FC今治に加入。フットボール・トライブを通じて、Jリーグ復帰に対する喜びやFC今治での目標、それに古巣アビスパ福岡のサポーターをはじめJリーグファンに対する思いのコメントを寄せている。

 セランテスは2019年1月にアビスパ福岡へ加入。来日1年目から正守護神を務めると、2年目の2020シーズンには副キャプテンとしてチームをけん引。J1昇格に大きく貢献したものの、契約満了により退団。その後はスペイン2部テネリフェや3部UDログローニョに在籍していたが、先月末にUDログローニョと契約解除。今月8日になって、FC今治への加入が正式決定している。

 同選手はJリーグ復帰に際して「日本を離れざるを得なかった時から、この国に戻ることが僕の夢だった。とてもワクワクしている。シーズンスタートが楽しみで待ち切れないね」と、過去の福岡退団の悔しさを振り返りながら、喜びをあらわにしている。

FC今治 GKセランテス(当時アビスパ福岡)写真:Getty Images

 セランテスのJリーグ復帰には、SNS上で多くのサッカーファンから歓喜が湧き起った。Jリーグファンから好意的に受け止められたことについて「(僕のJリーグ復帰について、SNS上での)Jリーグファンの反応がとても嬉しかった。これほどリスペクトされているなんて…感謝しかないよ。とりあえず早く日本に戻りたいんだ」とコメント。

 「アビスパ(福岡)でのパフォーマンスを見て、多くのJリーグファンが僕に良い印象を持ってくれた。その印象がこれからも変わらないように、全力を尽くしたいね。当時のようなレベル(パフォーマンス)をFC今治でも発揮したいと思っている。(FC今治の)サポーターにも早く会いたいよ」と、Jリーグ復帰を期待していたファンに対する自身の思いを伝えている。

 セランテスはつづけて「まずはベストを尽くし、素晴らしいパフォーマンスを見せることを約束する。そして(プレーだけではなく)性格、野心など僕の100%をぶつけたい。クラブの目標にできるだけ貢献したいんだ」

 「チームメートと良い関係を築いて、一緒に最高のシーズンを迎えたいね。とりあえず、今持っているパッション(情熱)はチームメート、クラブ関係者、サポーターなどに共有したい。僕の持っているものは、2023シーズンの結果につながると信じているんだ」

 「(FC今治に加入して)本当に興奮しているよ。シーズン中に自分のプレーを楽しみたいし、日本という素晴らしい国も満喫したいね」と、FC今治の一員として迎える2023シーズンへの意気込みも語っている。

 そして最後にセランテスは「僕のことをずっと支えてくれているアビスパサポーターやJリーグファン、FC今治への移籍を手掛けた関係者に感謝を伝えたい。FC今治サポーターの皆さんに会えるのを楽しみにしているよ!」

 「それにフットボール・トライブにもありがとうと言いたいね。僕のことを取材してくれたことが、Jリーグ復帰につながったと信じているんだよ」と感謝の思いを伝えた。

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名前Uccheddu Davide(ウッケッドゥ・ダビデ)
国籍:イタリア
趣味:サッカー、アニメ、ボウリング、囲碁
好きなチーム:ACミラン、北海道コンサドーレ札幌、アビスパ福岡

14年前に来日したイタリア人です。フットボール・トライブ設立メンバーの1人。6歳の時に初めてミランの練習に連れて行ってもらい、マルディーニ、バレージ、コスタクルタに会ってからミランのサポーターに。アビスパ福岡でファビオ・ペッキア監督の通訳も務めた経験があります。

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