Jリーグ サンフレッチェ広島

広島ジュニオール・サントスの退団が正式決定。移籍金1億円以下で放出

ジュニオール・サントス(写真右) 写真:Getty Images

 ブラジル1部フォルタレーザECは昨年12月、清水エスパルスからブラジル人MFヤゴ・ピカチュウ(30)をレンタル移籍により再獲得。今月20日には、明治安田生命J1リーグ・サンフレッチェ広島からブラジル人FWジュニオール・サントス(27)を完全移籍により獲得したと公式発表している。

 ジュニオール・サントスは昨年8月にボタフォゴFRへ期限付き移籍すると、ボタフォゴFRで主力選手として活躍。ボタフォゴFRは同選手の期限付き移籍期間延長を求めていたが、サンフレッチェ広島はボタフォゴFRからのオファーを再三却下していた。

 そんな中、2019シーズン以来となるジュニオール・サントスのフォルタレーザEC復帰が正式決定。フォルタレーザECは同選手と2025年12月までの3年契約を結んだと発表しており、移籍金70万ドル(約9000万円)により保有権100%を取得したという。

 サンフレッチェ広島はボタフォゴFRとの交渉の際、移籍金として400万ユーロ(約5億5000万円)を要求していると報じられていた。しかしボタフォゴFRへの要求額を大きく下回る金額での放出を決断したとみられる。

 なおサンフレッチェ広島の外国籍選手では、キプロス代表FWピエロス・ソティリウ(29)ら4選手が2023シーズンの契約更新で合意。4選手いずれもトルコでのトレーニング合宿に参加している。