アンジェ・ポステコグルー監督率いるセルティックは、今冬の移籍ウィンドウですでに明治安田生命J1リーグのヴィッセル神戸からDF小林友希(22)を獲得しているが、横浜F・マリノス所属で今季のJリーグMVPである日本代表MF岩田智輝(25)の獲得も狙っているようだ。24日、英紙『スコティッシュ・デイリーメール』が報じている。
岩田智輝は2020シーズン終了後に大分トリニータから横浜F・マリノスへ完全移籍。加入1年目の昨季からJ1リーグで34試合に出場。ポステコグルー前監督やケヴィン・マスカット現監督のもと中盤やセンターバック、サイドバックなど複数ポジションでプレーすると、今季は32試合に出場。チーム内最多出場時間を記録するなどJ1優勝に貢献するとともに、Jリーグ最優秀選手賞(MVP)を受賞している。
また2019年5月には、東京五輪組を中心としたコパ・アメリカの日本代表に選出。東京五輪のU24日本代表には選出されなかったが、今年7月のEAFF E-1サッカー選手権2022(旧東アジアサッカー選手権)で2試合に出場していた。
すると『スコティッシュ・デイリーメール』は24日に「岩田智輝がセルティックの獲得候補に!アンジェ・ポステコグルー監督がJリーグのスター選手に注目」と報道。同選手のプレースタイルや今季の結果、日本代表招集歴を紹介した上で「井手口陽介のセルティック退団が報じられているが、岩田智輝はこの高みを目指すことができなかった選手と入れ替わる可能性がある」と伝えている。
井手口陽介は昨年12月にガンバ大阪からセルティックへ完全移籍。しかし加入から3週間後のカップ戦で相手選手から強烈なタックルを受けて膝を負傷。今季開幕前にも再び負傷すると、今季はここまで公式戦で一度もプレーしていない。
また井手口陽介の去就については、英紙『サン』は今月8日に「井手口陽介に日本からオファーが届いており、この冬にセルティックを離れる」と報道。「複数のJリーグクラブが彼の動向を注視している。ガンバ大阪は井手口陽介にとって3度目となる移籍に前向きであるようだが、名古屋グランパスも興味を示す可能性がある」と移籍先候補を挙げていた。
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