イングランド代表を率いるガレス・サウスゲート監督が、チェルシーに所属するFWラヒーム・スターリングの状態について言及した。イギリス『アスレティック』が報じた。
イングランド代表の10番を背負うスターリングは、カタール・ワールドカップ(W杯)初戦のイラン戦でスタメン出場すると、1ゴール1アシストを記録。続くアメリカ代表戦にもスタメン出場するなど、母国の決勝トーナメント進出に貢献していたが、4日に行われたラウンド16のセネガル戦は欠場していた。
そうしたなか、サウスゲート監督は3-0の快勝を収めたセネガル戦後にスターリングの状況について「今のところ、優先順位は彼が家族と一緒にいることは明らか。我々はそれをサポートし、彼が必要なだけ、多くの時間を持てるようにする」と述べた。
また、スターリングは1度イングランドに帰国するとのこと。サウスゲート監督は復帰する可能性について「本当に分からない。今のところ、彼には家族との時間が必要で、そのことで彼にはプレッシャーを与えたくない。フットボールが最も重要なものではないこともあるし、家族が一番であるべきなんだ」と不透明であることを明かしている。
なお、『アスレティック』の情報によれば、3日に武装した人がサリー州のスターリング宅に侵入したようで、その際に家族は家にいたという。この知らせを受けて、動揺したスターリングは家族と一緒に過ごせるようにカタールW杯の決勝トーナメントを欠場することを決断したようだが、状況が整えば代表活動に戻る可能性もあるようだ。
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