Jリーグ 川崎フロンターレ

川崎サポなりすましアカウントの仕業か!清水・権田修一らを誹謗中傷

川崎フロンターレのゴール裏 写真:Getty Images

 清水エスパルスは今月8日、明治安田生命J1リーグ第32節・川崎フロンターレ戦で2-3と敗北。試合後、川崎フロンターレサポーターのなりすましアカウントによるクラブ公式ツイッターアカウントへの誹謗中傷を伴う投稿が物議を醸している。

 清水エスパルスは前半28分に先制ゴールを許すと、前半終了間際に負傷した日本代表GK権田修一(33)はハーフタイムで途中交代。それでも後半にMF白崎凌兵(29)とブラジル人FWカルリーニョス・ジュニオ(28)のゴールで逆転に成功していた。

 しかし75分にDF山村和也(32)のゴールで追いつかれると、3分後にはFW小林悠(35)に勝ち越しゴールを献上。結局2-3で敗れており、14位からJ2自動降格圏内の17位に転落。今月22日の静岡ダービーを控える中、苦境に立たされている。

 そんな中、清水エスパルス公式ツイッターアカウントによる試合結果速報のツイートに、川崎フロンターレサポーターのアイコンをつけたSNSユーザーから悪意のあるリプライが。台風15号による静岡県内の災害に対する言及にくわえて、権田修一の負傷を喜んだり、清水エスパルスの外国籍選手に対して差別的メッセージを発している。

 この差別的投稿には、他のSNSユーザーから「差別だろ」、「この投稿見て悲しくなった…」、「謝罪を」、「酷すぎる」といったコメントが寄せられるなど批判が噴出。くわえてなりすましアカウントによる仕業だという指摘も飛び交っており、Jリーグファンの間で議論の対象となっている。

 Jリーグではここ1カ月間にわたり、サポーターのなりすましアカウントによる誹謗中傷被害が多発。サガン鳥栖や京都サンガなど複数クラブが声明を発表するなど、注意を呼び掛けている。