明治安田生命J1リーグ・川崎フロンターレ所属のブラジル人FWマルシーニョ(27)は、エジプト1部アル・アハリ移籍の可能性が報じられているが、すでに川崎フロンターレのチームを離脱。来月にも移籍が正式決定する可能性があるようだ。
マルシーニョの去就については、今月29日になって「アル・アハリがマルシーニョ獲得にむけて、川崎フロンターレとの交渉を進めている」と複数のエジプト国内メディアが一斉に報道。アル・アハリはエジプトの移籍ウィンドウ最終日である来月10日までに同選手を獲得する可能性があるという。
中東地域のニュースを専門に扱う『Al-Masdar News』電子版が30日、移籍交渉が最終段階に入ったと報道。ただ移籍金についてはアル・アハリが100万ドル(約1億4000万円)を提示したのに対して、川崎フロンターレは130万ドル(約1億9000万円)を要求しているとみられる。
また選手サイドとは、契約期間に関する交渉を行っているとのこと。そしてマルシーニョ本人は30日にもカイロに到着予定であり、交渉が完了次第メディカルチェックを受けるという。
なおアル・アハリはエジプト1部リーグを42度、国内カップ戦を37度、CAFチャンピオンズリーグ(アフリカサッカー選手権)も10度制した強豪。2019年8月から2020年10月まで鹿島アントラーズ前監督のレネ・ヴァイラー氏が指揮しており、2019/20シーズンの国内リーグ戦で優勝していた。
また2021/22シーズンは首位ザマレクから7ポイント差の3位で終了。来月9日からCAFチャンピオンズリーグ・2次予選の1stレグを控えている。
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