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元G大阪・井手口陽介が今冬セルティック退団?現地「CL登録外の他にも…」

井手口陽介 写真:Getty Images

 セルティック所属の元日本代表MF井手口陽介(26)はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で登録メンバーから外れるなど、厳しい立場に置かれている。そんな井手口陽介に対して、現地では来年1月での退団を求める意見が沸き起こっているようだ。

 井手口陽介は昨年12月にガンバ大阪からセルティックへの完全移籍したものの、今年1月のカップ戦で相手選手から強烈なタックルを受けて膝を負傷。2カ月間にわたり戦列を離れると、日本代表FW前田大然(24)やMF旗手怜央(24)とは対照的に復帰後も出場機会に恵まれなかった。

 また同選手は今季開幕数日前に再び負傷。先月末に全体トレーニングに復帰しているが、CLでの登録メンバー外にくわえてエリザベス女王崩御にともなうリーグ戦の延期もあり、いまだに公式戦での復帰を果たしていない。

 そんな井手口陽介とセルティックの現行契約は2026年6月まで残っている。しかしセルティックの専門サイト『リード・セルティック』は「井手口陽介は来年1月にクラブを去るべき」と見出しをうち、同選手の去就に関する特集記事を掲載。

 「アンジェ・ポステコグルーはセルティックの監督に就任して以来、素晴らしい成功を収めている。昨シーズン、セルティック成功の鍵となった多くの選手と素晴らしい契約を結んだ。ポステコグルーの連れて来た選手に失敗例はほとんどなかったが、井手口陽介についてはそうとも言えない」

 「井手口陽介が今季セルティックで全くプレーしていない理由は説明できないし、UEFAチャンピオンズリーグ登録メンバーからも外れた。今シーズン開幕直前に怪我をしたのは事実だが、ここまで一度も出場していないほどひどい怪我なのであれば、気になるところだ」

 「現状、彼がセルティックの中心選手になる可能性はほとんどない。これは選手にとってもクラブにとっても不幸なことであり、だからこそ1月の移籍はすべての関係者にとって理にかなっていると言える。セルティックの中盤での競争を考えると、来年1月にもセルティックを去った方が良いだろう」と綴るなど、同選手に対してセルティック退団を推奨している。

 なおセルティックは来月1日、スコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)第9節・マザーウェル戦を控えている。また『リード・セルティック』は「マザーウェル戦前の記者会見で、ポステコグルー監督は井手口陽介の状態について最新情報を提供するだろう」と予想している。