オーストリア1部LASKリンツ所属の元U20日本代表FW中村敬斗(22)が、17日のリーグ戦で4試合連続となるゴールをマーク。ASモナコ所属FW南野拓実(27)にかわってFIFAワールドカップ・カタール大会日本代表メンバー入りを望む声が沸き起こっている。
中村敬斗は2018シーズンから1年半にわたりガンバ大阪でプレー。オランダ1部トゥウェンテやベルギー1部シント=トロイデンVV、オーストリア2部FCジュニアーズOÖへのレンタル移籍をへて、昨年8月にガンバ大阪からLASKリンツへ完全移籍している。
そのLASKリンツでは昨季、リーグ戦22試合の出場で6ゴールをマーク。そして今季はここまで公式戦10試合9試合に先発出場して8ゴール5アシストと活躍。左ウイングのレギュラーを掴んでいる。
そんな中村敬斗は17日開催のオーストリア1部リーグ第9節・WSGティロル戦でも、3分に右サイドからのグラウンダー性のクロスに反応。右足でトラップした上でゴールマウス右隅に流し込んでいる。ただ11分にディフェンスラインの裏を突いたシーンでは、ゴールキーパーと1対1の局面を迎えてもおかしくなかったが、スルーパスに対するファーストタッチが乱れたことによりゴールを決められなかった。
それでも同選手のゴールラッシュにツイッターでは「中村敬斗ヤバすぎる」、「覚醒しているな」といった声が上がっているほか、「中村敬斗をW杯で見たい!」、「森保さん気付いているかな…」、「なぜ代表に呼ばれないのか」とカタールW杯での日本代表サプライズ選出を求める声が上がっている。
また南野拓実がASモナコで不振を極めていることから、「南野拓実より中村敬斗の方がずっといい」、「まともな監督なら南野拓実落として中村敬斗を選んでいた」、「南野拓実は論外」と両選手の比較論が沸き起こっている。
なお中村敬斗は2017年、U17日本代表の一員としてFIFA U17ワールドカップに出場。2019年にはFIFA U19ワールドカップの舞台に立っていたが、A代表招集歴はない。
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