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C大阪は移籍金750万円ゲット?ダンバンラムが年俸1.5倍で母国復帰か

ダン・バン・ラム 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグのセレッソ大阪は今月16日、ベトナム代表GKダン・バン・ラム(28)がベトナム1部ビンディンへ完全移籍したと公式発表。ベトナムメディア『Doi song vietnam』が両クラブの取引内容を報じた。

 ダン・バン・ラムは昨年1月、タイ1部のムアントン・ユナイテッドを契約解除により退団してセレッソ大阪へ移籍。Jリーグ挑戦1年目の昨季は、韓国代表GKキム・ジンヒョン(34)やバックアッパーのGK松井謙弥(36)の前に公式戦2試合の出場にとどまったほか、昨年9月には左肩関節を脱臼。今季もここまで公式戦での出番がなかった。

 そんなダン・バン・ラムについては、ベトナムメディアが以前からセレッソ大阪退団の可能性を報道。先月に同選手の代理人とセレッソ大阪幹部による交渉が伝えられると、ベトナム国内の移籍ウィンドウ閉鎖間近にビンディンへの完全移籍が正式決定している。

 ベトナムメディア『Lao Dong』は同選手とビンディンの契約期間が3年半である一方、移籍金や年俸額については不明と伝えていた。

 しかし『Doi song vietnam』の報道によると、ビンディンはセレッソ大阪に対して移籍金55000ドル(約740万円)を支払った模様。セレッソ大阪はダン・バン・ラムと今年12月まで契約を残す中、ビンディンに対して5カ月分の給与を支払うように求めたという。

 またセレッソ大阪での月給は11000ドル(約150万円)だった一方、ビンディンでの月給は4億ドン(約230万円)とのこと。ダン・バン・ラムはビンディンから金銭面で好条件のオファーを受け取っていたようだ。