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浦和リンセン、PSG戦出場を後悔か「もう少し賢く…」デビュー戦で負傷

ブライアン・リンセン 写真:Getty Images

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズに所属するオランダ人FWブライアン・リンセン(31)が、パリ・サンジェルマン(PSG)戦で負傷したことを振り返った。7日、オランダメディア『FR12』が伝えている。

 身長170cmで右利きのリンセンは、2020年7月からフェイエノールトに在籍。2021/22シーズンはエールディビジ(オランダ1部)で34試合中26試合に先発出場して13ゴール8アシストをマーク。UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)でもプレーすると、チームは決勝まで勝ち進んだが惜しくもタイトル獲得を逃していた。

 そして同選手は今年6月末に浦和レッズへの完全移籍が決定。先月11日に来日すると、23日のPSGジャパンツアー第2戦でデビュー。後半キックオフからプレーしていたが、右太もも裏を痛めて55分に途中交代。J1リーグではまだ一度もピッチに立っていない。

 そんなリンセンは『FR12』のインタビューに対応。デビュー戦について感想を求められると「あれだけのクラブを相手にプレーするのはいいことだね。だけど、8分しかプレーできなかったし、大したことなかったよ」

 「確かにホラーなシナリオだった。結局は自分に負い目があったのかもしれない。自分の経験をふまえてもう少し賢くなるべきだったけど、どうしてもプレーしたかったんだ」と回顧。PSG戦でのプレーを回避する選択肢があったことを明かしている。

 なお、リンセンの復帰時期については9月以降と伝えられている。大きな期待を受けて浦和レッズに加入しているだけに、復帰後に本来のパフォーマンスを発揮したいところだ。