Jリーグ 浦和レッズ

浦和と同組の中国クラブが大失態!ACL初戦の衝撃失点シーンが話題「お笑いだ」

山東泰山の選手たち 写真:Getty Images

 浦和レッズは15日、AFCチャンピオンズリーグ東地区グループステージ第1節でライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)相手に4-1と勝利した。その一方で浦和レッズと同組の山東泰山(中国)が大邱FC(韓国)戦で7失点を喫したことが話題を呼んでいる。

 昨季の中国スーパーリーグ覇者である山東泰山は、今季のACLグループステージでほぼ全員が22歳以下と若手主体のメンバー構成に。中国メディア『新浪体育』は中国行政による新型コロナウイルス感染拡大対策の強化や国内リーグ戦との両立、遠征費負担などをふまえて主力選手をタイ遠征メンバーから外したと報じていた。

 その山東泰山はタイのブリーラムで開催された初戦で大邱FCと対戦。前半15分に先制ゴールを許すと、その後はブラジル人FWゼカ(25)にハットトリックを許すなど6失点。攻撃面でもシュート4本に終わるなど精彩を欠き、0-7で敗れている。

 中でも前半19分の2失点目のシーンがSNSで注目を集めている。ボールが山東泰山のペナルティエリア内左側に転がってくると、山東泰山のゴールキーパーがクリアミス。ゴールライン外側で転倒すると、ペナルティエリア内で止まっていたボールをゼカが奪う。そしてゼカはゴールキーパーを振り払い、相手選手の動きを冷静に見極めた上でゴールマウスに流し込んだのだ。この失点シーンには日本のサッカーファンからも「面白すぎる」、「お笑いだ」と山東泰山を揶揄する声が上がっている。

 なお、中国勢では先月1日に長春亜泰がACLプレーオフ参加辞退が正式決定。くわえてヴィッセル神戸と同組だった上海海港は新型コロナウイルス感染拡大に伴い上海市内がロックダウン状態になっていることにより、今月11日になって参加辞退となっている。