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吉田麻也にJリーグ複数クラブ関心か!サンプドリア残留の可能性も

吉田麻也 写真:Getty Images

 サンプドリア所属の日本代表DF吉田麻也(33)にJリーグの複数クラブが関心を寄せているようだ。12日、イタリアメディア『カルチョメルカート』が伝えている。

 同選手は2020年1月にサウサンプトンからサンプドリアへ移籍。昨季はセリエAで32試合に出場すると、今季も年明けまでリーグ戦ほぼ全試合で先発出場していた。ただ、年明けのリーグ戦で右大腿部を負傷して戦列を離れると、1月中旬にロベルト・ダベルサからマルコ・ジャンパオロへ監督交代。復帰後はリーグ戦2試合で先発出場していたが、先月20日開催のセリエA第30節・ヴェネツィア戦から3試合つづけてベンチスタートとなっていた。

 また、今月11日のボローニャ戦では後半途中からピッチに立ったが2失点に関与。チームが0-2で敗れるとともにイタリア国内メディアから自身のプレーで酷評されている。

 そんな吉田麻也とサンプドリアの契約期間は今年6月までと伝えられているが、現時点で契約延長の公式発表はない。その中、『カルチョメルカート』は同選手の去就について「ヨシダには2つのオプションがある。サンプドリアとの契約期間を1年延長する、もしくは日本に戻るかだ。複数のJリーグクラブが彼の獲得を考えている」と報道。サンプドリア退団の場合にはJリーグ復帰が既定路線であるという見解を示している。

 なお、サンプドリアの専門サイト『Club Doria46』はサンプドリアが吉田麻也と契約更新するための条件として「サンプドリアは同額での契約更新を望んでいない」と主張。現在の年俸が100万ユーロ(約1億3000万円)であることとあわせて伝えている。

 キャプテンとして日本代表をFIFAワールドカップ・カタール大会出場へ導いた吉田麻也。ただサンプドリアではボローニャ戦でのプレーにより、より厳しい立場に追い込まれているかもしれない。